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NEW2025.07.11面接対策:質問の意図と回答する際のポイント面接は企業が応募者のことを知る場であり、応募者が企業との相性を確認する重要な機会です。質問の内容とその意図を理解することで、よりよい回答ができ、採用へと繋がります。自信を持って面接に臨み、自分の魅力を最大限にアピールするために、今回は質問の意図を確認し、回答する際のポイントを解説します。 面接をする目的・意図 面接官は応募者のことを深く知るために面接で様々な質問をします。応募書類に記載している内容も確認や深堀するために面接で改めて質問することも多いでしょう。面接官の質問には全て目的・意図があります。主に、 仕事への熱意を確認する 客観的な視点で自分を見ているか確認する コミュニケーション能力を確認する 主体性がある人材か確認する などです。面接官は応募者がどのようなエピソードをどのような言葉を選んで伝えるかも見ています。応募先企業に合わせた表現・言葉選びも重要になりますので、企業研究と自己分析をしっかりと行い、面接に備えましょう。面接は面接官が質問をする場ですが、企業側と応募者の相互理解の場でもあります。面接を受ける際には、面接官やその企業の雰囲気にも注視し、自分に合っている職場であるか検討する材料にするとよいでしょう。 質問の意図と回答する際のポイント 質問の言い方やニュアンスによって求める応え、知りたい事柄が違ってくるケースもあります。面接でよく聞かれる質問例と回答する際のポイントを紹介します。 志望動機 必ず聞かれる志望動機は応募企業への理解度や仕事に対する意欲、将来のビジョンなどを確認するための大切な質問です。具体的な質問例と質問の意図は次の通りです。 質問例質問の意図なぜ当社を志望したのでしょうか?入社意欲の強さや企業研究の度合いを確認するため当社のどんなところに魅力を感じますか?応募先企業のどういうところに共感したのかを具体的に確認するため当社の事業で、特に興味を持っているものはありますか?応募先企業の事業内容に対する理解度や応募者の興味・関心を確認するためなぜこの業界を選んだのですか?応募者の業界に対する興味・関心や、キャリアビジョンを確認するため当社でどのような仕事をしたいですか?応募者のキャリアプランや仕事への意欲、企業への貢献意欲を確認するため 企業研究をしっかりと行い、企業の事業内容や理念・ビジョンなどを理解した上で、なぜその企業で働きたいのか、具体的な理由を答えることが大切です。加えて、その企業で自分はどう成長していきたいのか、入社後のキャリアプランも付け加えると効果的です。 自己PR 自己PRは面接でとても重要な質問のひとつです。自分の強みや経験、仕事に対する考え方などを伝え、企業に貢献できる人材であることをアピールする機会でもあります。具体的な質問例と質問の意図は次の通りです。 質問例質問の意図自己PRをお願いします応募者の強みやアピールポイントを把握するためあなたの強みを教えてください応募者の能力・スキル、パーソナリティを理解するため1分間で自己PRをしてください強みやアピールポイントを把握するだけでなく、決められた時間内に伝えたいことをまとめる力や簡潔に自己表現する力があるかを把握するためあなたを一言で表すと?自己認識や、他者からどう見られているかを把握するため 自己PRを聞かれたら具体的なエピソードを交えながら、自分の強みをアピールしましょう。「1分で」というように時間を決めて質問されるケースもあります。強みやアピールポイントを伝えることだけでなく、伝えたいことをうまくまとめる力があるかどうかも見られますので、意識して回答内容を準備しましょう。 長所・短所 長所・短所に関する質問は、自分を客観的に見ることができているか、自己分析ができているかを確認することが目的です。具体的な質問例と質問の意図は次の通りです。 質問例質問の意図あなたの長所と短所を教えてください自分の長所・短所を把握しているか。短所を改善する意欲はあるかを把握するためあなたの強み、弱点はなんですか?自己分析はできているか、弱点についてどのように考え、対処しているかを把握するため 長所や強みは応募先企業で働く中で活かせるような内容だとよいでしょう。短所や弱みは改善するために努力していることも必ず付け加え、前向きに取り組んでいる姿勢をアピールしましょう。 性格 性格に関する質問では、人柄や価値感だけでなく周りの人とどのように関わっているのか、コミュニケーション能力の確認も目的としています。具体的な質問例と質問の意図は次の通りです。 質問例質問の意図あなたの性格を一言で表すと? 自己認識や他者からどう見られているか、どう見られたいと思っているかを把握するためどんな人と一緒に仕事をしたいですか?応募者の価値観や人間関係に対する考え方を把握するためストレスを感じた時に、どのように対処していますか?問題解決能力や感情をコントロールする力を把握するため 具体的なエピソードを交えながら説明しましょう。自身の性格・価値観の中で、応募先企業の社風に合う点があれば、特にアピールするとよいでしょう。短所や弱点は素直に回答しつつも、改善するために心がけていることや努力していることなどを交えて、前向きな話としてまとめると良いでしょう。 問題解決力 問題や課題を解決する力は社会人として必要なスキルです。特に転職の場合は即戦力を採用したいわけですから、問題解決力や理論的な思考力、行動力があるかどうかを面接で確認します。具体的な質問例と質問の意図は次の通りです。 質問例質問の意図これまで仕事をしてきて最も困難だったことは何ですか?困難な出来事に対して、どのような取り組みをしてきたかを把握するため失敗から学んだという経験があれば教えてください過去の失敗をどのように受け止めるのか、どのように活かしているかを確認するためチームで意見が対立した時、どのように対処しますか?チームワークに対する意識、チーム内の役割等に対する意識を把握するため 問題解決力を把握するための質問に回答する際は、課題・問題点をどのように解決してきたか、具体的なエピソードを説明しましょう。問題解決のプロセスや工夫した点に加え、その際に自分自身はどのような成長ができたかも付け加えるとよいでしょう。 まとめ 面接は想定される質問と回答例を準備し、声を出して練習して臨みましょう。丁寧に企業研究を行い、応募先企業の社風・特色にマッチした内容を交えて回答できるとよいでしょう。話す内容は上手にまとめることも大切ですが、自分らしい素直な想いを伝えることを忘れずに。仕事や応募先企業への熱意がしっかりと伝わるよう準備しましょう。「自分の場合はこのエピソードをどのようにまとめたらいいのか」「想いはあるが、上手く話せない」など、面接に関するお悩みも転職エージェントにご相談ください。業種・職種に合わせた対策や基本的な話し方の練習までサポートしています。お気軽にご相談ください。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.06.27職務経歴書の書き方:経験別に徹底解説転職活動で作成する職務経歴書。採用担当者は職務経歴書から応募者の業務経験と実務面でのスキルを確認し、面接をするかどうかを判断します。では面接、そして採用につながる職務経歴書にするにはどのようなことを記載すればよいのでしょうか。今回は具体的な職種をいくつか例にあげ、書き方のポイントを解説します。 職務経歴書の基本的なポイント 職務経歴書はこれまでの業務経験を応募先に伝えるためのツールです。ですから、企業側に「実際に会ってみたい」と思ってもらえるように作成することが大切です。採用担当者が目を通す時は、実績や経験、スキルを細かく読み取ろうとしますが、説明が詳細すぎると採用担当者が目を通すのに時間がかかってしまったり、面接で話すことがなくなってしまったりする可能性があります。 具体的な事例を挙げながら、自分の強みを簡素にまとめましょう。そしてどんなことも、ポジティブな表現にするよう心がけましょう。 経験別のポイント 応募する職種によって職務経歴書で伝えるべきポイントは異なります。いくつかの職種を例に挙げ、これまでの経験がしっかりと伝わる職務経歴書の書き方を紹介します。 IT・WEBエンジニア職 ITコンサルタント 採用担当者はITコンサルタントに必要な理論的な思考能力と、業務課題や解決策をより分かりやすく説明する力があるかをチェックします。論理的な表現を心がけ、ITコンサルタントとしての資質をアピールするとよいでしょう。 インフラエンジニア 採用担当者はこれまで経験したシステム環境や扱ってきたツールをチェックします。どのような「環境」やどのような「規模」で、どのような「工程」を担当してきたのか、その中の自身の役割などをしっかりと記載しましょう。サーバーエンジニアの場合は使用経験のあるOSやミドルウェア、アプリケーション、ネットワーク機器も記載しましょう。ネットワークエンジニアの場合は、持っている資格を積極的にアピールするとよいでしょう。「シスコ技術認定者」「ネットワークスペシャリスト試験」「ITパスポート試験」は高く評価されやすい資格です。 社内SE IT系技術職は、担当している分野によって使用するOSや言語などが異なりますので、これまで何を利用してきたかをしっかりと記載しましょう。加えて、これまでプロジェクトにどのように関わって来たかも重要なポイントになります。基本設計や詳細設計はクライアント側とサーバー側のどちらを担当したのかを、また開発、テスト、プログラムの運用・公開など、どのフェーズを担当したのかも記載しましょう。 営業職 商社 商社と言っても、総合商社と専門商社、国内事業と海外事業など、扱う商品やターゲットによって仕事の幅や深さが異なります。そのため、ポイントとなるのは「応募企業が求める経験値を自分が持っているか」ということになります。応募先企業の業務内容の詳細を確認し、それにマッチする自身の経験や強みをアピールしましょう。扱う商材が多岐に渡る総合商社なら、その中の一つの商材に関わる専門知識や経験があることで採用されるケースもあります。専門商社なら商材の仕入れから提供まで担当するケースも多いので、同様の経験はアピールポイントになるでしょう。 メーカー メーカーの営業職に問われるのは、売るものに合った「売る力」です。これまで扱ってきた商品やサービスは何か、販売対象はBtoBなのかBtoCなのかなど、「誰に」「何を」「どのように」売ったかを具体的に説明しましょう。そして、そこで培った「売る力」をアピールするとよいでしょう。 金融(銀行・証券・信金・生損保) 金融系の営業職は、会社の売り上げに貢献できる人材を求めていることから、これまでどれだけの実績を残してきたかがポイントとなります。これまでの経歴の中であげた具体的な実績と、その成果を出すために行ったことを具体的に記載するとよいでしょう。金融系の営業職は高い専門性も求められますが、その商材の専門的な知識がない場合でも、これまでの実績や能力、仕事に対する姿勢が評価されるケースもあります。 ものづくり 回路・半導体設計 近年、アナログ回路や高周波に関する設計に関わってきた人材の需要が高い傾向にあるようです。一つの専門性に特化した経験も大切ですが、コアな技術を軸に多くの製品に携わってきた経験もアピールポイントとなります。これまで携わってきたプロジェクトについては開発フェーズ、人数、役割などを具体的に、使用ツールもできる限り記載しましょう。 生産技術・プロセス開発 これまで担ってきた業務内容を「既存ラインの保守と改善」「新規ラインの設計と立ち上げ」「要素技術の研究と開発」の3つのポイントで分類し、それぞれでどのような経験をしてきたかをまとめましょう。生産技術・プロセス開発職は広義な職種ですので、企業によって担当する業務が異なります。現職と応募先企業の業務内容が同じでない場合が多いので、自分の携わった業務の成果を分析し、数値化して記載するとよいでしょう。 研究開発 研究開発職で求められるのは、募集しているポストにマッチする専門性・スキルを持っているかです。どのような分野で、どんな研究を、どれだけやってきたか、わかりやすく記載しましょう。募集している研究分野と自分の経験・専門性が完全に一致していなくても、曖昧な表現にせずしっかりと記載することが大切です。そして、経験や実績だけでなく、熱意をしっかりと伝えることも重要です。複数の応募者の経験値が横一線であったとき、選ばれるのは熱意を持って仕事に臨むことのできる人材です。その開発研究に対する思いもしっかりとアピールしましょう。 品質管理・品質保証 品質管理は一定のスキルがあれば、比較的異業種でも対応できる職種ですので、担当製品と具体的な業務内容を記載しましょう。JIS規格に対する知識があるなど、品質管理や検査に有利になるスキルがあればアピールポイントになるでしょう。さらに、作業者だけでなく、指導者としての経験があれば、その実績も記載するとよいでしょう。 管理部門 経理 経理の仕事は主に「財務会計」「管理会計」「財務」の3つに分かれます。まず自分自身がどの分野に携わってきたのか、具体的に記載しましょう。具体的であればあるほど、採用担当者は評価しやすくなりますので、その業務にどれくらいのレベルで携わったのか、わかりやすくまとめましょう。 総務 総務の業務は多岐にわたるため、自分が特化していることを明確に説明することがポイントになります。一般的に、株主総会関連業務やファシリティ管理、社内規定管理などの経験が重視されます。株主総会関連業務は役員答弁のサポートなど積極的な関わり方をしていることが高評価になりますし、ファシリティ管理に関しては、会社移転のような規模の大きいプロジェクト経験はアピールポイントになります。 人事・労務 人事・労務の業務内容は企業の規模によっても大きく変わるので、「何を」「どの程度」担当したかをわかりやすくまとめることが大切です。人事・労務の業務は大きく分けて「給与計算」「社会保険」「採用・教育」「勤怠管理」「福利厚生」「人事制度の企画」の6つになりますが、応募先の企業ニーズに合わせて業務内容を選び、自身の経験を伝えましょう。「新人事制度の導入」「社内制度の改革」など、主体的に取り組んだ業務があれば具体的に記載してアピールするとよいでしょう。 販売・サービス 店長・店長候補 店長・店長候補の場合に重要となるのは「具体性」です。これまで働いてきたお店のジャンル、エリアや立地、客層、面積、従業員数、主要商品の価格帯など、詳細を記載することで採用担当者は応募者の経験やマネジメント力をイメージすることができます。加えて重視されるのが「売上」の実績です。年間目標に対してどれだけ達成できたか、リアルな数字を記載するとよいでしょう。売上がマイナスであっても、その理由をしっかりと記載することで信頼度が高まります。立派な売り上げを残した実績がある場合には、どうやってその売り上げを達成するための取り組みを具体的に記載するとよいでしょう。 販売職・販売アドバイザー 販売職・販売アドバイザーも「具体性」が重要になります。前職または現職での仕事内容を詳細に記載しましょう。取り扱った商品の情報だけでなく、店舗の規模、スタッフの人数、1日の顧客数、1日の売り上げなども記載しましょう。何をどのような環境で売っていたかを伝えることで、採用担当者に経験した仕事内容をしっかりと伝えることができます。 設計・施工管理 施工管理・設備工事 施工管理はプロジェクトの準備から完成まで、指揮・管理する仕事です。施工管理にはビルやマンション、戸建住宅の建設工事を管理する「建築施工管理」や、道路や上下水道などの土木工事を管理する「土木施工管理」、空調設備やダクト、ガス管なの菅工事を管理する「管工事施工管理」などがあり、それぞれに専門性が必要となりますので、自身の経験と実績を具体的に記載しましょう。様々な現場の経験がある場合には、プロジェクトの種類ごとにまとめ、豊富な経験をアピールしましょう。それぞれの管理業務に必要な専門知識や資格を保有していればアピールポイントになるでしょう。 まとめ 職務履歴書はより具体的な経験・実績を記載することで、採用担当者は「この人がどのような活躍ができるか」をイメージできるようになります。求めるスキル・経験と完全にマッチしていない経験・実績だったとしても、その企業の業務に置き換えてイメージしてもらうきっかけになりますので、わかりやすく記載することを心がけましょう。職務経歴書の書き方について知りたいことがあれば、是非転職エージェントへご相談を。経験・実績がより伝わる職務経歴書の書き方を教えてくれますよ。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.06.13リモートワーク転職の成功戦略:知っておくべきポイント働き方改革に加え、リモートワークが急速に普及したことで転職市場も大きく変化しています。これまでは、オフィス勤務が前提だった企業もリモートワークの枠を設けて求人を出すようになっています。そこで今回は、リモートワーク時代における転職活動のポイントを解説します。 リモートワーク導入企業は増えている コロナ禍を経てリモートワークは一般的になり、現在では幅広い業界でリモートワークを導入するようになりました。特に、ITやクリエイティブ系、コンサルティング業界などはリモートワークが一般的になりました。ただ、業界によってはリモートワークが難しい場合もあります。製造業や医療業界などは物理的な問題がありますのでリモートワークの導入は難しいでしょう。リモートワークの転職を目指す場合は、自分が目指す業界・業種ではリモート勤務ができるのかどうかを事前にリサーチしておくことが大切です。 リモートワークのメリット リモートワークの最大のメリットは柔軟な働き方ができることです。通勤時間がなくなることで自由に使える時間が増えるほか、通院や育児・介護などにも対応しやすくなるでしょう。また、リモートワークは勤務地や居住地の地理的な制約がなくなるため、場所に縛られない働き方が可能になります。これまでは引っ越しを伴う転職が難しかったという人の選択肢が広がるでしょう。リモートワークによって柔軟な働き方ができることで、多様なライフステージの中でもキャリアを続ける後押しになり、キャリアの選択肢も広がっています。 リモートワークの転職戦略 リモートワークの業界・業種を目指す場合、一般的な転職戦略に加えて新たなスキルやアプローチが必要となります。リモートワーク時代の転職を成功させるためのポイントを紹介します。 自己分析でリモートワークに適した強みを見つける リモートワークでは、オフィスでの働き方とはは異なり、スケジュール管理やタスク管理をしっかりと行う必要があるため、自己管理能力が非常に重要となります。時間管理や集中力の面で、自分の強みや弱点を把握しておきましょう。 オンライン面接への対策 リモートワークの採用プロセスではオンライン面接が一般的です。オンライン面接は対面での面接にはない難しさがあるため、特別な対策が必要となります。カメラの角度や背景、声のトーンなどが印象を左右するので、細部に気を配りましょう。実際にオンラインで誰かとつなげるなどして事前練習を行うとよいでしょう。 応募先のリモートワーク制度を確認する 求人票に「リモートワーク可」と記載されていても、実態は企業によって異なります。完全リモートが可能なのか、一定の割合でオフィス勤務もあるハイブリット型もあるのかなど、制度の詳細を確認しましょう。面接の際には、リモートワークに必要な設備や支援があるかも確認するとよいでしょう。 デジタルツールを習得しておく リモートワークではコミュニケーションツールやプロジェクト管理ツールなどを使いこなせることが仕事の効率に直結します。オンライン会議やチャットのツールやタスク管理ツールなどの使い方を習得しておくと、企業側に即戦力としてアピールできるでしょう。 リモートワークのデメリット リモートワークにはデメリットもあります。まず1つに、孤独感を持ちやすい環境であることです。オフィスでの勤務なら直接的な交流によって、チームの一員としての帰属意識を持つことができますが、リモートワークではそれができません。転職直後の新しい職場に慣れる段階では、同僚との関わりが少ないことで孤独を感じてしまう人も多いようです。次に、コミュニケーション不足に陥りやすいことです。お互いのことをよく知らない段階だと、オンラインでのやりとりでは言葉のニュアンスが正しく伝わらず、誤解が生じてしまうことも少なくありません。加えて、自己管理の大変さもデメリットのひとつといえるでしょう。リモートワークだと他者から見られることがなく、時間管理も自由にできることから、ダラダラと仕事を進めてしまったり、逆に働き過ぎてしまう可能性もあります。リモートワークは自己管理能力がより重視して評価されることを理解しておきましょう。 リモートワーク時代の転職の進め方 リモートワークへの求人にアクセスする場合は、オンラインの転職サイトを活用することが重要です。リモートワーク専用のプラットフォームも登場しており、リモートワークに特化した求人を効率よく探すことができますので活用するとよいでしょう。履歴書や職務経歴書の作成・応募から面接まで、すべてオンラインで行われることもありますので、オンラインツールを使いこなせることも転職成功のカギとなります。リモートワークへの転職活動の進め方が分からない、オンライン面接の対策をどうしたらいいのか分からないという時には、転職のプロである転職エージェントに相談するとよいでしょう。リモートワーク特有の難しさ・注意点なども教えてくれるので安心です。 まとめ リモートワークが一般的になったことで、地理的な制約に捉われることなく様々な選択肢を持って転職活動ができるようになりました。但し、転職活動の進め方だけでなく転職後の仕事の進め方においても、リモートワークならではの難しさがあることも理解しておきましょう。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.05.302025年 転職市場予測:活況の背景と成功への道筋転職活動を始める際、まず気になるのが求人はあるのかということではないでしょうか。目指す業界・業種に転職できるかどうかは求人数の影響を受けます。そこで今回は、今後求人は増えるのか、求人が増える業界・業種はどこなのかなど、2025年の転職市場の動向と傾向・対策を解説します 2025年の転職市場は活況と予測 2025年も労働力不足を背景に求人が増え、転職市場は引き続き活況になると予測されています。求人が増える主な理由は、「2040年問題」と働き方改革に伴う人材確保、業務推進に欠かせないベテラン人材の確保などです。「2040年問題」とは、団塊ジュニア世代が2040年頃に定年を迎えることで、労働力不足が深刻になるという問題です。その対策として、企業は2040年を見据えた取り組みを始めており、採用体制や採用ブランディングなどの強化を進めています。働き方改革を進める企業が増えたことで、求人も増加しています。残業時間の抑制や業務の効率化に伴う新たな人材の確保や、短時間勤務の正社員の採用などを強化しています。働き方の多様化に合わせ、これまでとは違った勤務時間や業務内容での採用も増えているようです。また、業務効率化に欠かせないDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進できる人材のニーズも増えています。業績が好調な企業では、既存事業の拡大や新規事業創出に注力する動きも見られ、業務の推進するために即戦力となる人材や、十分な知見や経験を持つベテラン人材の中途採用に力を入れる企業も増えています。業界や業種別で見ると、求人が増えると予想されるのは、「電気・機械」「建設・不動産」「金融」「メディカル」「営業」「経理」「人事」「法務」「販売・サービス」「クリエイティブ」「食品」などです。また「IT・通信」「化学・素材」は引き続き、求人が多い状態が続くと予測されます。「IT・通信」は企業のDX推進の流れに合わせて、エンジニア職のニーズは引き続き拡大します。「電気・機械」のエンジニア職も自動車業界のEV化や半導体ビジネスの拡大に合わせて、「販売・サービス」はインバウンド対応に伴う店舗拡大などに合わせて、求人が増加すると予測されています。 転職市場のトレンド 転職市場は今、売り手市場となっており、企業間の人材獲得競争が激化しています。そのため、各企業は採用活動だけでなく、入社した社員の定着率の向上にも力を入れています。社員の満足度を高めるため、残業時間の削減に取り組んだり、ベテランが若手の業務をフォローする体制を整えたり、転勤のない働き方を選べるようにするなど、様々な取り組みが行われています。また、社員の定着率を向上するために、選考の段階から説明やフォローを丁寧に行う企業も増えています。入社後に任せたい業務や役割を具体的に説明したり、仕事を通じてどのようなスキルが身に付くのか、応募者のキャリアプランに寄り添った配属をするなど、入社後の働く姿をイメージできるような取り組みを行っています。オフィスや工場の見学、現役社員から話を聞く場を設ける企業も増えているようです。 まとめ 2025年も引き続き、転職市場は活発になると予測されています。求人が増えることで自分の希望に合う企業を選べるようになりますが、その分、競争も激しくなるでしょう。転職を成功させるには、しっかりと自分の強みを伝え、その企業でどのような活躍ができるかを具体的にアピールすることが重要となります。求人が多ければ多いほど、企業選びに悩むことも増えるでしょうし、応募先企業に合わせた自己アピールの仕方も考えなければなりません。そんな時には是非、転職エージェントをご利用ください。キャリアアドバイザーがあなたの目標や悩みに寄り添い、サポートしてくれますので、お気軽にご相談を。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.05.02面接官を惹きつける「成功体験」の語り方転職の面接でよく尋ねられるのが「成功体験」。何を目的に面接官は「成功体験」を尋ねるのでしょうか。そして、どんなことを答えたら、面接官に良い印象を与えることができるのでしょうか?今回は、面接で「成功体験」を尋ねられた際の対策を解説します。 面接で「成功体験」を聞く理由 転職の面接には、新卒面接とは違う特徴があります。その中でもよく聞かれるのが「成功体験はあるか?」「誇れる実績はあるか?」という質問です。成功した出来事を尋ねるにはいくつか理由があります。それは 応募者の価値観を知るため 応募者がどのような経験をしてきたのかを知るため 応募者が主体性のある人材かを知るため です。企業側は、面接での応募者の回答から人柄や価値観を見極めます。成功体験を尋ねることで、「どのように仕事に向き合っているか」「仕事の原動力は何か」などの仕事観を見ています。成功体験を尋ねる際、企業側が知りたいのは素晴らしい功績ではありません。成功体験のエピソードから持ち合わせているスキルや経験値を測ります。応募者自身がその出来事・経験をどのように成功体験として自分に落とし込んでいるのかを確認します。また、応募者が主体的に行動できる人かどうかを確認するために成功体験を尋ねるケースもあります。転職の場合、社会人としての経験年数が浅く、目立った実績を持っていない方もいらっしゃるでしょう。そういう人に対しては、大きな実績ではなく「自ら進んで仕事に取り組むことができるか」を見極めるために、成功体験を尋ねることが多いでしょう。 成功体験を分かりやすく伝えるコツ 成功体験のエピソードの内容や自身の思いがどんなに素晴らしくても、伝え方次第で面接官の印象が大きく変わってしまいます。ここでは面接で回答する際のコツを紹介します。 結論から始める 成功体験を尋ねられたら、まず結論を一言で述べましょう。「業務を効率化し、年々収益を〇%アップさせた」「お客様アンケートで満足度1位を獲得した」など、具体的な数値が入っているとより、印象に残りやすいでしょう。 次に成功までのプロセスを 結論に至ったプロセスは「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」というように5W1Hで、シンプルに分かりやすく説明しましょう。話が長くならないよう、要点を分かりやすくまとめることが重要です。 体験から何を学んだかを伝える 成功体験から何を学んだのか、何を得たのかは、成功までのプロセスと同様に重視されるポイントです。どの場面でどんな気付き・学びがあったのかを具体的に述べましょう。 応募理由にリンクさせる 成功体験のエピソードと応募理由の内容に矛盾がないようにしておきましょう。成功体験が応募理由のひとつにつながってくるよう話を組み立てられると、より強いアピールになるでしょう。 成功体験が思い浮かばない時には 成功体験が思い浮かばないと悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。成功体験を問う理由は、華々しい実績を知りたいからではありません。企業側は応募者の仕事に対する価値観や経験値を知りたいわけですから、目立った実績にこだわる必要はありません。前職で成果として認められた事でなくても、自分で設定した目標に向かってコツコツ努力したことでも問題ありません。仕事と向き合って努力した結果、自分自身にとって良い成果を得られた出来事であれば、それを成功体験として伝えましょう。 失敗体験を聞かれたら 面接で成功体験に加えて、失敗体験を聞かれることもあるでしょう。失敗体験がない場合でも「ありません」と答えるのは控えましょう。面接官は失敗から何を学び、どう行動していく人なのかを知るために尋ねる項目です。大きな失敗をアピールする必要はありませんが、上手くいかなかったことや反省点があった時に、どのような気持ちでどう対処してきたかを述べましょう。 まとめ 転職の面接で成功体験を尋ねられたら、成果よりもそこまでに至ったプロセスとそこから何を学んだかに重きを置いて、よりわかりやすく伝えることが大切です。転職の面接では、成功体験のほかにも応募理由や自己PRなど様々な質問に応えなければなりません。事前に受け答えの内容をしっかりと準備しておくことが大切ですが、いざ面接官を目の前にすると上手く話せるか自信がない…という方もいらっしゃるでしょう。そんな時は、転職エージェントを活用しましょう。模擬面接はもちろん、面接の回答のブラッシュアップ、応募先企業ならではの注意点などもアドバイス可能です。面接対策で困ったら、ぜひ転職エージェントへご相談ください。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.04.18経験者の声から学ぶ、後悔しない転職の秘訣転職活動をしていると「本当に転職していいのか」「目指している業種・業界は本当に自分に合っているのか」など、不安になることもあるのではないでしょうか。そんな時には、実際に転職をした方の声を聞いてみるとよいでしょう。そこで今回は、転職をした方の経験談から「よかったこと」「後悔したこと」をまとめました。よかったと思える転職・後悔のない転職をするための参考になさってください。 転職してよかったこと 経験者が挙げた転職してよかったことは次のとおりです。 給料や待遇が良くなった 前職より給料が上がり、生活に余裕ができた 成果次第で、ボーナスが上がるようになった 前職と給料はあまり変わらないが、手当てが充実したため手取りが増えた 資格手当が充実しており、スキルアップが給料アップにつながるようになった 社風が合い、職場環境が良くなった 職場の雰囲気が良く、高いモチベーションを持てるようになった 前職と給料や待遇はあまり変わらないが、社風が合っているのでとても働きやすくなった 尊敬できる上司や同僚が多く、人間関係のストレスが無くなった 仕事に対して前向きな人が多く、一緒に成長できる 能力や成果を評価してもらえる 前職ではあまり認めてもらえなかったスキルが、高く評価してもらえるようになった 前職の経験が認められ、入社してすぐに重要なプロジェクトのメンバーに選ばれた 上司や同僚から「うちに入ってくれた良かった」と言われ、期待に応えようという気持ちになった キャリアアップできた・仕事の裁量が広がった 手を挙げれば挑戦できる会社のため、自分の希望するキャリアを築きやすい 専門性を高められる環境のため、仕事に関わる人脈も広がった キャリアパスの選択肢が広がった 与えられる仕事ばかりではなく、自ら仕事を作り進められる環境になった 責任のある仕事を任せてもらえるようになった 残業が減った・休日が増えた 前職と給料は変わらないが残業時間が減り、家族との時間が増えた 残業しない日も気兼ねなく帰れる職場なので、メリハリを持って働けるようになった 平日は忙しく残業もあるが、土日はしっかりと休める会社なのでプライベートも大切にできる 土日祝が休める会社なので、家族や友人と過ごす時間が増えた 転職して後悔したこと 経験者が挙げた転職して後悔したことは次のとおりです。 給料が希望と違った 基本給の昇給が思っていたより良くなかった 入社前に希望年収を少なめに言ってしまい、少ない額からのスタートになってしまった 提示された給料と手取り額を勘違いしていたことを入社後に気が付き、前職より給料が下がってしまった 社風・経営者や社員と合わない ベンチャー企業から大企業に転職したが、古い体質の会社で自分には合わない 大企業から中小企業に転職したため、社長との距離感や接し方に慣れるのが大変だった 前職とは全く違うタイプの同僚ばかりで、なかなか職場になじめない きっちりとした会社からアットホームな会社に転職したが、職場の雰囲気に慣れず、仕事に張り合いを感じることができない 仕事内容が希望と異なった やりがいを求めて転職したが、配属された部署の仕事内容が思ったより単調だった 面接の時に聞いていた内容と実際の仕事内容が違った 自分が希望していた分野・部署が社内から無くなった 残業が多い・休日が少ない 聞いていた残業時間より、実際の残業時間が大きく上回っている サービス残業が当たり前の会社だった 給料の高さに魅力を感じて転職したが、仕事がハードで残業が多い 休日出勤が多く、入社前に提示された休日数と違った 残業が少ない分、休日も少なかった 正当に評価されない・キャリアアップできない 新卒と中途で評価制度が異なり、中途はあまり評価してもらえなかった 経験を活かせると思い入社したが、初心者扱いされた 定期昇給のみで、成果は給料に反映されない スキルの高い社員が少なく、学びの機会が少ない キャリアパスが不明瞭で、将来像が描きにくい 職種別、良かったこと・後悔したこと 転職してよかったこと・後悔したこととして挙げられる内容は職種によって違いがあるのでしょうか。転職してよかったこととして「給料がアップした」ことや「待遇が良くなった」ことを主に挙げている職種は「営業系」「IT系エンジニア」「機械系エンジニア」「建築・土木系」。また、「社風が合う」ことや「人間関係が良くなった」ことを主に挙げているのは「企画管理系」「事務アシスタント系」「販売・サービス系」「クリエイティブ系」が多いようです。転職して後悔したこととして「給料が希望と違った」ことを主に挙げている職種は「営業系」「企画管理系」「販売・サービス系」「エンジニア系」。また、「経営者・社員と合わない」ことを主に挙げているのは「事務アシスタント系」「建築・土木系」「クリエイティブ系」が多いようです。 転職後に後悔しないために 転職後に後悔しないために、入社前に自分の希望と転職先の条件などをしっかりと確認しておくことが大切です。特に 社風や職場の雰囲気 給料や手当、就業条件 評価制度 担当する業務の詳細 をしっかりとチェックしておくとよいでしょう。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.04.04資格を武器に!不動産業界で輝くための転職戦略不動産業界へ転職するには、保有が必須となる国家資格があるわけではありません。しかし、業務によって資格が必須となるケースもあるため、求人票を見ると資格の保有が必須条件となっていたり、優遇される旨が記載されていたりすることもあるでしょう。そこで今回は、不動産業界で求められる代表的な資格をご紹介します。 宅地建物取引士 宅地建物取引士とは、土地や建物など不動産の取引に関する実務や法律上の専門知識を持ち、公正な取引が行われるようチェックする国家資格です。宅地建物取引士の試験は通称「宅建」と言われ、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。宅地建物取引士の試験は、土地や建物に関する権利や法律など、不動産売買や仲介などにも役立つ知識なので、不動産に関する一定の知識があることを証明する資格とされています。宅地建物取引業法によって、不動産業を営む場合にはひとつの事務所において5人に1人以上の割合で専任の宅地建物取引士を設置しなければならないと定められています。ですから従業員の全員が必ず持っていなければならない資格ではありませんが、企業によって応募条件に資格を必須にしているケースや歓迎要件としているケースもあります。 建築士 建築士とは、建築法によって定められた、建物の設計・工事監理を行う建築のプロフェッショナルであることを証明する国家資格です。一級、二級、木造の3つの資格にわかれており、建物の規模、用途、構造に応じて、取り扱うことのできる業務範囲が定められています。一級建築士は国土交通大臣から免許の交付を受け、二級建築士と木造建築士は各都道府県知事から免許の交付を受けます。不動産業界のなかでも、不動産開発や建築設計、施工管理などの業務を行う会社や職種の求人には必須条件や歓迎要件となることが多い資格です。 管理業務主任者 管理業務主任者とは、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務の報告などを行う際に必要となる国家資格です。マンション管理に関する資格ですから、マンションに関わる業務がある企業の求人には、必須条件や歓迎要件となることが多い資格です。 建築や土木などの施工管理に関わる技術検定 建設工事等に関わる仕事には、技術者の技術の向上を図ることを目的として、建設業法第27条の規定に基づいた技術検定が行われています。技術検定試験に合格すると「技士」又は「技士補」の称号を称することができます。技術検定は以下の7種目が行われています。 土木施工管理 建築施工管理 電気工事施工管理 管工事施工管理 造園施工管理 建設機械施工管理 電気通信工事施工管理 不動産業界や建設業界の求人には、これらの技術検定が必須条件や歓迎要件となることが多くあります。具体的には、不動産業界の場合は建築施工管理技士が、建設業界においては土木施工管理技師、建築施工管理技師、電気工事施工管理技師、管工事施工管理技師が求められることが多いようです。 まとめ 不動産業界への転職において、今回ご紹介した資格を持っていることは有利に働く可能性が大きいでしょう。資格を持っていることは、その専門知識を持っていることはもちろん、資格を取得するために努力したということもPRポイントになります。ただ、資格を持っているから安心ということでもありません。転職活動においては資格以外の経験やスキルも見られることになります。希望する職種やポジションと自身が持っている資格と経験がマッチするかどうか、そして採用する企業側がどのような人材を求めているかをしっかりと見極め、転職活動を進めていくことが大切です。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.03.21キャリア採用とは?中途採用との違いや応募のコツ転職活動をしているとよく目にする「キャリア採用」という文字。この「キャリア採用」とは具体的にどのような採用なのでしょうか?今回は「キャリア採用」について解説し、応募する際のポイントも紹介します。 キャリア採用に定義はあるの? キャリア採用という言葉に明確な定義やルールはありません。一般的に、一定以上の実務経験があり、即戦力となる人材や専門性の高いスペシャリストをターゲットにしている採用をするときに用いられます。キャリア採用は中途採用の一種です。一般的な中途採用は求めるスキルや経験などの条件を提示していない場合があるのに対して、キャリア採用は求めるスキルや経験が明確に示されます。ただ、企業によっては中途採用全般をキャリア採用と呼んでいるケースもあるようですので、注意が必要です。キャリア採用の対義語となるのが「ポテンシャル採用」です。中途採用でも第二新卒の採用や未経験者の採用などが「ポテンシャル採用」にあたり、スキルや経験だけでなく、その人の潜在能力や可能性を重視して採用します。 キャリア採用の多い業種・職種とは? 近年、転職希望者は増加し、転職することが一般的になりました。これは転職する側だけでなく、採用する企業側も同じです。即戦力となる優秀な人材を確保したいと考える企業は、積極的に中途採用を行うようになっています。業種では「IT分野」、職種では「人事」「経理・財務」「営業」「法務」「エンジニア」などが、キャリア採用が多いとされています。ただ、社会・市場は日々変化していることから、人材の流動性はますます高くなり、キャリア採用を行う業種・職種は増えていくと考えられます。 キャリア採用で転職を目指す際のポイント 転職活動をする際は自己分析が重要であることは何度もお伝えしてきましたが、キャリア採用に応募する場合も同様です。客観的な視点で自身のこれまでの成果や実績を洗い出し、強みやアピールポイントをまとめましょう。自分だけでは客観的にまとめることが難しいときには、転職エージェントなどに相談してもよいでしょう。そして、キャリア採用に応募する場合は、「どんな求人に応募するか」も重要となります。キャリア採用は企業が具体的に求める経験やスキルを示していますから、その求める条件にマッチしていなければ採用されません。求人票に免許や資格の保有者を優遇することが記載されていたら、その免許や資格を持っているかどうかで採用の可能性が変わります。キャリア採用に応募する際は自分の希望だけではなく、企業側が求める条件に該当するか確認した上で、応募するかどうかを検討するとよいでしょう。 未経験の業種・職種でもキャリア採用に応募できる? 一般的にキャリア採用は、応募者に一定の経験・スキルがあり、即戦力となる人材を採用しますが、その業種・職種が未経験の人は応募できないわけではありません。その業種・職種は未経験だったとしても、これまで培ってきた経験・スキルがその企業で生かせるものであれば採用される可能性があります。大切なのは自分の持つスキル・経験が、応募する企業の採用要件にマッチしているかどうかです。採用要件にマッチしていれば、未経験の業種・職種でも採用される可能性は十分にあります。 まとめ キャリア採用の求人に応募して転職を成功させるには、採用要件にいかにマッチしているかがポイントとなりますので、企業が求める人材であることを的確にアピールする必要があります。自己分析や応募書類作成、面接対策などで悩むこと・つまずくことがあったら是非転職エージェントへご相談を。転職のプロがキャリア採用に合わせたアドバイス・サポートをしてくれるでしょう。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。
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2025.03.07転職活動でやってはいけない6つのこと転職活動をする上で、多くの人が「やるべきこと」「こうしたほうがいい」「やってはいけないこと」などをインターネットで調べているのではないでしょうか。そこで今回は、転職活動で気をつけたいNG項目を解説します。 転職活動のNG項目とは 転職活動は、その人の経歴・キャリアや目指す業種・職種によって取り組み方や注意点が異なりますし、注意点も様々あります。「やってはいけないこと」をおさえることが必ずプラスに作用するとは言えませんが、マイナスになる可能性を回避することはできます。少しでもスムーズに転職活動を進めるために、一般的な6つの「やってはいけないこと」をおさえておきましょう。 ①転職先が決まる前に退職する 転職活動に集中するために退職したほうがいいのでは?と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、それはあまりオススメできません。転職活動が上手く進まず、ブランク期間が長くなってしまうと、選考に影響が出る場合があります。ブランク期間が長いと採用担当者に「計画的に行動できないひとなのではないか」「なかなか転職先が決まらない理由があるのでは」と懸念される可能性があるからです。また、失業保険の給付を受けながら転職活動を進める場合にも、受給期間の終わりが近づくにつれて焦ってしまい、少し希望とは違う転職先に決めてしまうこともあるかもしれません。現職を続けられない事情がある場合を除き、可能な限り仕事を続けながら転職活動を進め、転職先が決まってから退職の手続きに進むとよいでしょう。 ②現在の職場の人に話す 転職活動をしていることは職場の人に話すことは控えた方がよいでしょう。転職活動をしていることを職場の人に知られると、引き留めにあってしまったり、今の仕事への意識が低いとみられてしまったりする可能性があります。円満に退職するためにも、会社のルールに沿って退職の手続きを進めていきましょう。できれば引き継ぎのスケジュールに考慮して最終出社日を決めるとよいでしょう。 ③事実ではないことをアピールする 応募書類や面接で、事実と異なる実績や経験をアピールしてはいけません。事実ではないことが判明すれば内定取り消しになる恐れがありますし、入社後に事実でないことが判明した場合にはトラブルに発展する可能性もあります。実績をよりよく見せるようにアピールして入社できたとしても、入社後に成果を出せなかった場合には評価を下げられてしまうこともあるかもしれません。事実ではないことをアピールするのは絶対にやめましょう。 ④給与だけで決める 転職先を選ぶとき、給与の金額だけをみて決めるのは避けましょう。給与は重要ですが、それだけで決めてしまうと、入社後にギャップや負担を感じることになりかねません。高収入の仕事には高収入の理由があります。シビアに成果を求めている、高い専門性を求めるなどの理由から収入が高く設定されていることもあります。給与も大事ですが、自分が希望する働き方に合っている職場なのかもしっかりと考えて、転職先を選びましょう。 ⑤家族・パートナーに伝えない 生計を共にしている家族・パートナーには、転職活動することは事前に伝えておきましょう。転職による環境の変化が育児や介護などに影響を及ぼす可能性がある場合には、転職活動をしてよいかどうかを事前に相談しましょう。内定辞退・入社辞退の理由に「家族・パートナーからの反対」を挙げる人は少なくないようです。転職活動は事前に家族・パートナーの理解・承諾を得てから始めましょう。 ⑥SNS等に書き込む 趣味や仕事で日頃からSNSを利用している方は多いと思いますが、自身の転職活動に関する情報を書き込むことは控えましょう。現職の同僚・上司に見られて気まずい思いをする可能性もありますし、応募先企業の採用担当者がチェックしているケースもあります。匿名のアカウントだから大丈夫ということはありません。万が一応募先に投稿が知られてしまった場合、選考に影響する可能性がありますので転職活動に関する内容をSNS等に投稿するのは控えましょう。 まとめ 転職活動における注意点・NG項目をご紹介しました。転職活動を進める時、応募先企業だけでなく現在の職場や家族・パートナーへの配慮も重要となります。そして希望する職種・業界には独自の文化・習慣があるかもしれません。目指す企業や業界に関する注意点などが知りたいときには是非転職のプロである転職エージェントへご相談下さい。 転職に関するご相談はJobeeへ Jobeeは宮城県に特化した転職相談サービスです。大手転職サイトに掲載されていない優良求人情報も多数掲載。地元に強いコンサルタントが無料で転職活動をサポートします。 宮城県、仙台市で転職を検討している方は是非Jobeeへご相談ください。