地方で「応募が来ない」原因は?採用成功のポイントを解説

人口減少が進む地方では、都市部以上に人手不足が深刻化しており、地方企業の経営者や採用担当者は「求人を出しても応募がない」「求める人材とマッチする応募者が少ない」などの悩みを抱えているようです。

今回は地方企業の採用活動について解説します。

なぜ地方での採用が難しくなっているのか

近年、様々な業界・業種から人材不足という声が聞こえるようになりました。特に地方における人手不足は深刻な問題です。コロナ禍などを経て、リモートワークが定着するなど働き方にも大きな変化がありましたが、依然として東京圏への人口集中が続いており、地方では採用のターゲットとなる労働人口そのものが減少しています。

地方では都市部に比べて求人も少なく、求人を探すための媒体の選択肢も限られます。全国展開している大手の転職サイトに掲載しても閲覧数が伸びにくく、応募者を増やすには大手だけでなく地域密着型の求人媒体の活用も必要となります。ただ、どのような媒体を活用するにしても、求人票の内容に魅力がなければ求職者の目に留まることはできません。

地方で求人を出す際は、より求人票の内容が重要となっています。

大切なのは求人票の「質」

求職者は求人票に記載されている限られた情報から判断して応募先を選びます。ですから、内容が不十分では求職者から選ばれません。

求人票の質を左右する要素として、最も大切なのが「具体性」です。仕事内容が「一般事務」の場合、「請求書の発行」「データ入力」「電話対応」など、具体的に記載することで、その職場で何をするかイメージでき、求職者は応募するかの判断をしやすくなります。

「給与」や「勤務時間」についても具体的に記載せず、詳しくは面接で相談するというスタンスでは、求職者が不信感を持ち、応募を避けてしまうこともあります。

求人票の質は応募数だけでなく、応募者の質にも影響します。仕事内容や求める人物像を明確に記載することで、マッチしない人からの応募を減らすことにもなり、採用活動をより効率的に進められるでしょう。

応募の集まる求人票にするために

求人票を作成する際、応募者を集めるために抑えておきたいポイントがいくつかあります。

まず仕事内容は具体的に。異業種からの転職を考えている人や経験が浅い人にも応募してほしい場合は、1日のスケジュール例を記載すると働く姿をイメージしやすいでしょう。

使用するツールや機器についても具体的に記載することが重要です。「PCスキル必須」という書き方ではなく「Word・Excelの基本操作」のように記載することで、求職者が判断しやすくなります。専門的な機器を使用する場合は「未経験者でも〇カ月程度で習得可能です」というような補足があれば、未経験者も応募しやすくなるでしょう。

休日・休暇についても詳細を記載しましょう。年間休日数だけでなく、夏季休暇・年末年始休暇などの内訳も記載するとよいでしょう。

給与や待遇は求職者が最も注目する項目です。給与は基本給と各種手当を分けて明示することが基本です。月給は「基本給」「職務手当」「通勤手当」など内訳を示し、賞与や昇給の制度についてもできる限り具体的に記載しましょう。

ターゲット層に響く表現を

求人票の書き方については、ターゲットとする求職者層に響く表現を取り入れることも大切です。採用したい人物像を明確にし、その層が重視する価値観やキーワードを盛り込むとよいでしょう。

例えば、子育て中の女性をターゲットにする場合は「時短勤務可」「育児経験のある社員多数」「急な休みにも対応できる環境」といったようなキーワードが効果的です。

若い世代をターゲットにする場合には「資格取得支援制度」「成長できる環境」など、将来のキャリア形成に関するキーワードをいれるとよいでしょう。

中高年をターゲットにする場合は「経験を活かせる」「年齢不問」「長く働くことのできる環境」などのキーワードが有効です。実際に中高年の採用実績がある場合は「50代の社員も活躍中」というように具体例を示してもよいでしょう。

ターゲット層を意識しすぎて、他の層を排除するような表現にならないよう注意が必要です。「若い方歓迎」というような年齢差別に当たる可能性のある表現は避けましょう。

募集・採用後には分析を

求人票を作成し、採用活動を終えた後には必ず結果を分析しましょう。応募状況を分析し、課題を見つけ、次の採用活動に活かすことが大切です。「応募率(閲覧数に対する応募数の割合)」を見ることで、求人票の問題点が見えてきます。「面接実施率(応募者のうち面接に進んだ割合)」が低い場合は求人票で求める人物像が十分に伝わっていない可能性があります。どの媒体から応募が多かったかを把握することで、費用対効果も高められます。

まとめ

地方企業の採用活動は都市部より難易度が高くなります。求人票を適切に作成するだけでなく、企業の魅力をアピールできるよう工夫することが大切です。求人票の質が応募者数や応募者の質を左右します。求める人物像をしっかりと伝えることができる求人票を作成しましょう。

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