転職活動でマイナスな印象を与えないために

転職活動する時は、応募する企業側からなるべく良い印象を持ってもらいたいと誰もが思うもの。では、マイナスな印象を与えないためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。注意点を具体的に解説します。

提出書類等の基本的なマナー

履歴書や職務経歴書等、提出も求められた書類を作成する際には、相手が読みやすいように意識して作成しましょう。指定されたフォーマットがあればその体裁を保ち、文字サイズや余白なども統一するとよいでしょう。
そして、提出前にはしっかりと誤字脱字がないか確認しましょう。

面接での基本的なマナー

対面での面接は、面接の始まる5~10分前に受付をします。受付では自分の名前や来社理由、担当者の名前を話すと思いますが、面接と同じように明るくはきはきと話すことが大切です。面接では自分の名前を名乗る前に「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と一言添えるとよいでしょう。そして、面接終了後には「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と、お礼を伝えてから退室しましょう。

ビジネスマナーに関する注意点

社会人になりたての時にある程度ビジネスマナーを学んだと思いますが、転職活動を行う時には、その内容を改めて確認するとよいでしょう。
ビジネスマナーに関する注意点を紹介します。

服装は清潔感が大切

転職活動はビジネス活動ですので、面接にはビジネススーツが基本です。転職活動ではリクルートスーツよりもビジネススーツの方がよいでしょう。リクルートスーツは学生が着るものというイメージが強いので、社会経験が浅い人という印象を持たれてしまう可能性があります。
そして、ビジネススーツを着る時は清潔感が一番大切です。シンプルな色と柄のものに白いワイシャツを合わせるとよいでしょう。

レスポンスはなるべく早く

応募した企業から連絡がきたらなるべく早く返事をしましょう。レスポンスが遅いと、仕事でも対応が遅い人だと思われてしまいます。企業側が見ているのは選考書類と面接だけではありません。選考に関わる全てのやりとりを見ていますので、レスポンスは早く、そして丁寧に行いましょう。

相手のスケジュールに配慮する

面接の日程を自分だけの都合で提案したり、日程を何度も変更したりするなど、自分本位な行動は避けましょう。面接を行う企業側も、日々の業務に追われる中で、スケジュールを調整して面接を行うわけですから、相手のスケジュールに配慮して行動しましょう。

会話は丁寧に

電話対応や面接では明るい声でしっかりと挨拶し、失礼のない言葉遣いで話しましょう。会話をする中で打ち解けたと感じても面接担当者への敬意を忘れてはいけません。
そして、相手の話をきちんと聞くことも大切です。面接では自分をしっかりとアピールしたいという気持ちが大きくなり、つい自分のことを話すぎてしまうこともあるかもしれません。面接者は聞く姿勢も見ていますから、相手の言葉にしっかりと耳を傾けましょう。

約束の時間は必ず守る

面接などの時間は必ず守ることが基本ですが、万が一事情があって遅れる場合は、遅れるとわかった時点で、到着予定時間や遅刻の理由を連絡しましょう。無断で遅刻するとルーズな人だと判断されます。
また、約束の時間より早すぎてもいけません。到着が早すぎると面接担当者の業務に影響を与えてしまう可能性がありますので、約束した5~10分前の到着・受付を心がけましょう。

転職理由や志望動機に関する注意点

選考書類や面接などで、転職をする理由や志望理由を問われます。その回答の内容は選考に大きく影響するものですから、なるべく良い印象を与える回答を準備したいもの。
転職理由や志望動機を作成する際の注意点を紹介します。

転職理由は前向きなものに

転職理由が「前の職場に不満があった」「前の職場の条件が良くなかった」など、マイナスな理由だと、相手にネガティブな印象を与えてしまいます。「入社後、不満があると辞めてしまうかもしれない」と思われてしまう可能性もあります。実際、不満があって転職を始めたとしても、そのまま話してはいけません。ネガティブな理由だったとしても、前向きな言葉に言い換えて伝えましょう。

職務経歴書は具体的に

これまでの経験やスキルを伝えるために、職務経歴書は重要な書類になります。具体的な数字やプロジェクト名、事業名などが書かれていないと、どれだけの経験やスキルがあるのかが分からず、採用側も判断ができません。職務経歴書は客観的かつ具体的に書きましょう。

志望理由も具体的に答えられるように準備を

面接で志望理由を聞かれた時、どんな企業に対しても該当するような具体性のない回答すると、採用担当者に良い印象を与えません。さらには、その企業や業界について、情報収集をしていないことは、志望度が低いと判断されます。
面接を受ける際には、その企業や業界について理解し、具体的な志望動機を話せるように必ず準備をしましょう。

まとめ

転職活動をする時は、ある程度社会経験も積んでいますので、ビジネスマナー等は身に付いていると思いますが、業界・業種にある独自の習慣が身に付いている可能性ありますので、改めて確認することは大切です。
「提出書類に問題はないか」「面接の答え方、話す内容に問題はないか」など、心配なことがあれば転職の専門家、転職エージェントに是非ご相談を。

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