転職活動のモチベーションを高めるには?

転職活動には気力と体力を使います。エネルギーを消耗する中で、思うような結果がでない時にはモチベーションが下がってしまうということもあるでしょう。

そこで今回は、転職活動中にモチベーションが下がってしまったケースに合わせた対策例を紹介します。

転職に迷いが生じた時

目標を定め、意気込んで転職活動を始めた人でも、「今の仕事を続けたほうがよいのではないか」「本当に転職をしてよいのだろうか」と迷う気持ちを持つことはあると思います。迷う気持ちが大きくなると、転職活動へのモチベーションも下がってしまうでしょう。

モチベーションの低下によって、日々の生活の中で転職活動の優先順位が下がってきたら要注意。一度立ち止まって考える時間を持ちましょう。
そして、転職をする理由や目標を見直すとよいでしょう。そして、目標実現までのステップやスケジュールを可視化しましょう。自分の気持ちに向き合い、転職活動の取り組み方を改めて整理してくことが迷いの解消につながります。

やる気がおきない時

転職活動は、書類作成と面接対策だけでなく、求人情報の収集や企業研究など、やらなければならないことがたくさんあります。時間をかけようと思えば、上限なしに取り組むことができます。ですから、タスク整理ができず思考停止してしまったり、キャパオーバーになってしまう場合もあります。体だけでなく精神的な疲労が溜まることでやる気がおきなくなるということもありますので注意が必要です。

やる気がおきないと感じた時には、まず心身に疲れがたまっていないか自分の体と向き合いましょう。そして疲れを感じていたら、適度な休息を。

疲れを取り、気持ちのリフレッシュができたら、タスク整理をしましょう。やるべきことを一つひとつ確認し、優先順位や期限を決めてスケジュールに落とし込んでいくとよいでしょう。

タスク整理をしていく中で、不安な気持ちが出てきたときは、周囲の転職経験者などに相談してもよいでしょう。また、転職エージェントなど専門的な知識を持ったプロに相談するという方法もあります。今自分が抱えている疑問や不安に対してアドバイスをもらったり、解決するためのサポートを受けることもできるのでオススメです。

上手くいかないことが続いた時

転職活動中に最もモチベーション管理が難しいのは、不採用が続くなど成果を得られない時ではないでしょうか。転職活動を成功させたいというプレッシャーによる精神的な消耗も大きい中で、成果を得られないことが続くと気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。

不採用が続いて気持ちが落ち込んでしまった時はメンタルのケアも大切ですが、一度転職活動の進め方を見直すことも大切です。

1社ずつ応募し、採用不採用の結果が出てから次の求人へ応募するという進め方をしている時は、どうしてもその1社だけに気持ちが向いてしまいますから不採用時のダメージも大きくなります。対策として、応募できる企業が複数社ある場合には、同時進行で応募することをオススメします。準備作業の負担は増えますが、効率があがり転職活動期間の短縮につながるでしょう。面接対策においては実際に面接を行いながらブラッシュアップすることができます。

転職活動は「書類選考を通過した」「前回の面接では上手く話せなかったことが、今回は上手く伝えられた」など、小さな成功体験を積み重ねることが、モチベーションを保つことにつながります。

まとめ

仕事をしながら転職活動をする時には、日々の仕事と転職活動の両立は簡単なものではないでしょう。仕事と家事や子育てをしながら転職を目指すという方もいらっしゃるでしょう。

高い志や目標を持って転職活動を始めたとしても、ストレスや体力的な疲れから、モチベーションが下がってしまうのは珍しいことではありません。ですから、モチベーションが下がってきたと感じた時には、なるべく早く原因を洗い出し、対策を取りましょう。

転職相談をする